地方出身者の就職体験談

就職や転職で体験談した苦労話まとめ

【29歳女性:奈良出身】地方出身者の転職活動のネックは交通費

29歳で奈良出身の女です。

事務職で地方出身者が転職しようとすると、都内在住の人と違って独特な悩みに直面してしまいますよね。

私は業界は絞らずに事務職であればどこでも!って感じで書類応募や面接を受けていたのですが、その過程の中で問題に直面していました。

その時の体験談を書きます。


問題は交通費

私の場合、転職活動のネックとなったのはズバリ交通費です。

私は元々営業をしていて、そこから事務職をやりたいと思って選考を受けていたのですが、交通費の面でかなり損をしたと思います。

面接は大抵は大阪の中心地で行われます。

しかも事務職はどうしても一人の採用枠に数十、悪ければ3桁の人数の応募があります。

だからこそ面接に行っても受かることがなかなかできないので、何度もいろんな会社の面接に行くことになります(そのたびに交通費が必要になります)

毎日のように面接に行っていましたので、交通費はかなりかかっていたように思います。

ちょうど会社を辞めて無職の状態で転職活動していたので一日に最低1000円以上飛んで行くのが、かなりキツかったです。


交通費の安い人が採用される?

しかも交通費がどのくらいかかるかというのも選考に関わっていたように思います。

やはり同じような人が2人いてどちらかを採用するとしたら、交通費が安い人のほうがコスト的に良いですよね。

また、近くに住む人のほうが緊急時に対応がすぐできます。

だからこそ面接では『貴社までどのくらいかかりますか?』って結構聞かれました。


応募前には交通費がどれぐらいかかるかチェックを

結局内定は一つの会社からもらえましたが、それまでにかなり交通費で散財したように思います。

せめて応募前にこの会社だと交通費がどのくらいかかるか調べてから、応募したほうがよかったかもしれません。

【39歳女性】福岡出身で東京で働いています【地方出身者の転職体験談】

出身は福岡の女です。

39歳で上京し、現在は東京在住です。

福岡では長く同じ会社でお世話になっており、仕事内容には満足していました。

ですが夫が異動になったことと、娘が関東の大学に入学することが決まったことで生活の拠点を東京に移すことに決めました(息子も就職ですでに上京しています)

上京に際して私自身も仕事を探して転職活動を始めました。

知り合いのいない東京で、年齢的にも転職活動は厳しい状態だった

私の場合、東京には知り合いもおりませんし、この年齢で事務職の経験しかないのが転職活動でのネックでした。

とても転職活動がスムーズにいくとは思えず覚悟はしていたのですが、実際面接まで進むまでに3ヶ月を要しました。

面接で起きた奇跡!?

とうとう面接、割りと名の知れた企業なのでとても緊張していました。

面談をして下さったのは現在の直属の上司と人事担当者でした。

席についた瞬間、「あら?福岡ね?」と直属の上司が言うではないですか!

「はい!福岡から参りました。〇〇(名前)と申します!」とクイズ番組のような挨拶をしてしまいましたが「あら?僕は佐賀ばい!」なんとお隣の佐賀県出身だったのです。

更に人事担当者の方は「僕は山口です!」と3人で地元談義に花が咲き、とても楽しく笑いに溢れた面接となりました。

その日のうちに採用内定が決定

帰りの電車を待つ間に採用の連絡をいただきました。

配属された部署には福岡出身者や九州出身者が多く、すぐに馴染むことができとても楽しく仕事をしています。

九州出身者は地元愛が強いので、わたしはとても運に恵まれており、福岡出身で得をしたなと感じています。

後から考えると、東京というのは基本的に地方から上京している人たちで成り立っている社会ですから、意外にこういうケースは多いのではないかと思いました。

地方出身の方も東京は意外に職場環境になじみやすい部分はあると思いますから、あきらめずに転職活動を続けてみることをおすすめします。